2009年7月10日金曜日

すみません、これを試着したいのですが。

Hi, can I try this on?

ワンポイント解説:
・「すみません」は、もちろん Excuse me とすることもできますが、若干堅苦しい感じがしないでもないですね。洋服屋さんのスタッフはみんな基本的にとてもフレンドリーなので、自分も同じくフレンドリーに接してみましょう。明るくあいさつすることで、自分の方も少し緊張がほどけて、あとの会話ももっと気が楽になると思いますよ。
・「試着する」は try on.
・代名詞 this は単数なので、正確には、1点だけ試着したい時に使います。複数ある場合は、this を these に変えるのが文法的には正しいですね。しかし、実際は、this でも全然問題なく通じます。ですので、旅行英会話のときは特に、文法をあれこれ細かく考えすぎるよりは、大きな声ではっきりと話すことを心がけましょう。

2009年7月3日金曜日

来週は、無理です。(「来週までにレポート提出!」へのリアクション)

By next week? That's impossible.

ワンポイント解説:
・「無理」は「不可能」と考えて、impossibleを使います.
・問題は、文の構造ですね。直訳すると、"Next week is impossible." ですが、これでは意味が曖昧なので、通じない可能性があります。日本語に比べて英語は正確に表現する必要があります。原文は、正確には「来週まで、というのは無理です」ですね。それを短くてやさしい英文に直していくと、By next week? That's impossible.のようになります。日本語の文の構造にとらわれず言いたいことをよく考え、発想を少し変えながら簡単な英語にしていく。それが、流暢さ・自然さアップへの第一歩だと思います。

2009年7月2日木曜日

一日頑張ったあとの冷えたビール、最高だね。

There's nothing like a cold beer after a long day's work.

ワンポイント解説:
・There's nothing like は、「~は最高」「~ほどいいものはない」の意。
・long day's work は「1日の仕事」、day's と所有格になるのがポイント。

※【運営者・英訳者本人】からのフレーズでした。

2009年7月1日水曜日

日本は礼儀や調和を重んじる社会です。

Japan is a society that values politeness and harmony.

ワンポイント解説:
・「礼儀」は politeness、「調和」は harmony.
・「重んじる」は value.

※【自営業/女性】の方からのフレーズでした。

石の上にも3年、懸命に頑張ってるうちに、嫌な仕事を好きになりました。

I didn't like my work at first, but as I kept at it, I came to enjoy it. Perseverance really is the key.

ワンポイント解説:
・ことわざをうまく英語にするのは難しいですね。直訳しても通じないことが多いので、意味をよく考えて噛み砕いて、「完全に言い換える」気持ちで表現してみると良いと思います。ここでは、Perseverance really is the key. としてみました。Perseveranceは「辛抱」、key は「大切なこと」。reallyは「やっぱり」の意味ですが、「大切なのはやっぱり辛抱なんだ」のニュアンスになり、ことわざ(=よく言われていること)を意識した表現になります。

・日本語と英語の文の順番(組み立て方)の違いにも注目してください。相手にとって分かりやすい、ということを優先させ、文の順番を変えたり内容を補足したりしました。

・keep at は、「~を根気よくやる」の意。

※【会社役員/男性】の方からのフレーズでした。

2009年6月30日火曜日

株主総会で承認されたので、今度うちの会社、分社化するんです。

Our company is going to be split up into several companies. The decision was formally approved at a general shareholders' meeting (recently).

ワンポイント解説:
・「分社化する」は、"be split up into several companies" と説明的な訳にしてみました。総会は、a (general) shareholders' meeting.
・和文は1文ですが、英語は2文になっています。このように、会話ではうまく1文で表せなかったら、潔く2文に分けて簡単に表現するように心がけましょう。無理に日本語と同じ文構造にせず、「短い文をつなげていく」感覚で話すとより通じやすいと思います。
・上の英訳では、結論が先に来て、そのあとに補足の説明が来ているあたりが英語的ですね。

2009年6月28日日曜日

餃子2人前と大ライスをください。

I'd like two fried dumplings and a large rice, please.

ワンポイント解説:
・「~をください」は、"I'd like~." が基本ですね。Can I have ~? でもOK。
・焼き餃子は、fried dumplings で通じます。ちなみに、水餃子は boiled dumplings, 蒸し餃子は steamed dumplings.
・Riceは通常不可算名詞なので冠詞はつきませんが、ここでは「一つの商品」を指すので、可算扱いとなり、aがつきます(coffee なども同じ使い方をしましたね)。

私は10年のコンサルタント経験があります。

I have ten years' professional experience as a consultant.

ワンポイント解説:
・years' の部分がポイントですね。複数 years にアポストロフィーをつけて所有格にしなくてはいけないのです。

今日、ヤマダ・コンサルティング社と大事な会議があります。

I have an important meeting with Yamada Consulting Company today.

ワンポイント解説:
・「会議」は meeting.
・meetingのあとの前置詞 with を押さえたい。

投稿の仕方

・フレーズを投稿するには、naturalenglishphrases@gmail.com 宛にメールをお送りください。

・メールの本文に、英訳してほしい日本語のフレーズをお書きください。なるべく1、2文程度の長さのものでお願いいたします。

・ お名前は書いていただく必要はありませんが、読者の皆さんにできるだけ「生の声」をお届けできるよう、日本語のフレーズのあとに、参考情報として投稿者ご 本人のご職業と性別を記していただけたら嬉しく思います。【例→会社員/男性】 ※年齢・性別は、もちろん、必要情報ではございません。

・メールの件名は、「フレーズ投稿」としてください。

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